ホロライブインドネシア(HololiveID)の2期生として、2020年12月にデビューしたVtuber「クレージーオリー(Kureiji Ollie)」さん。
彼女のことを初めて見たとき、私はまずその強烈なビジュアルと、「スーパーカワイイゾンビアイドルです!」という元気いっぱいの自己紹介に衝撃を受けました。
ゾンビなのに女子高生で、しかもめちゃくちゃ明るくてハイテンション。
「なんだこの子は……!」と思わず笑ってしまったのを、今でもよく覚えています。
ゾンビだけどトリリンガル!日本語も話せるクレージーオリーさん
オリーさんのすごいところは、ただのキャラ設定にとどまらず、その語学力の高さにもあります。
彼女はインドネシア語、英語、そして日本語の3ヶ国語を話せる“トリリンガルVtuber”なんです。
実際に私も彼女の日本語配信を見たことがありますが、発音も自然で、冗談を交えたトークもできるレベル。
「本当にインドネシア出身なの?」と驚くほどでした。
日本のホロライブメンバーとも積極的にコラボしていて、その時も流暢に日本語で会話していたのが印象的でした。
まさに“海外Vtuberの枠を超えた存在”と言えると思います。
普段の配信内容は?雑談からゲーム実況、歌枠まで幅広く
オリーさんの配信内容はとてもバリエーションが豊かです。
雑談やゲーム実況はもちろん、「歌ってみた」や日本語の勉強配信など、見ていて飽きることがありません。
私が個人的に好きなのは、彼女の「歌ってみた」動画。
特に「狂乱 Hey Kids!!」のカバーは鳥肌が立つほどの完成度で、実際に270万回以上の再生回数を記録しています。
ゾンビとは思えない(?)エネルギッシュな歌声に、ついついリピート再生してしまいました。
炎上騒動?実際は真面目すぎるがゆえのエピソード
炎上騒動1:配信中の“喘ぎ声”疑惑で炎上
まず最初の炎上騒動は、2021年の初めごろに起きたものでした。
配信中に、まるで喘ぎ声のような声やキス音のような音が入ってしまい、それが視聴者の間で話題になってしまったんです。
「え、これ本当にオリーなの?」と疑う人もいれば、「いやいや、そんなわけない」と信じない人もいて、SNSや掲示板がざわつきました。
私も当時、その噂を聞いて「まさか…」と思って探してみたんですけど、もうその動画は削除されていました。
ネットでは、「音声ミュートの設定を忘れてたのでは?」という声が多く、実際そうだった可能性が高いと思います。
とはいえ、最初はそこまで大きな騒ぎにはならなかったんです。
「本当に喘いでたのかどうかも曖昧だし、勘違いじゃない?」という意見が多くて、正直、私もそう感じていました。
ところが、ある海外ファンが英語の音声を日本語に翻訳して投稿したことで事態が変わります。
その翻訳によると、オリーさんが「今はダメ」とか「配信終わってからにして」といった発言をしていたとのこと。
それを見た瞬間、「あ、これはまずいかも」と感じた人が一気に増えて、炎上に火がついたというわけです。
でも、オリーさん本人からの謝罪や説明は特になく、そのまま時間が経つことで騒動は自然に収まりました。
この件は、真相が分からないまま終わってしまったんですが、個人的には「VTuberって大変だなぁ」と改めて感じた出来事でした。
配信って、リアルタイムで全世界の人が見てるんですから、ちょっとしたミスでも大問題になっちゃいますよね。
炎上騒動2:視聴者のマナーにブチ切れ炎上未遂
次の炎上騒動は、2021年の8月ごろの出来事です。
このときは、オリーさんが視聴者のコメントに強く反応したことが原因で、「炎上寸前」まで行きました。
ある配信中、コメント欄に「英語がわかりません」といった内容の発言がありました。
それを見たオリーさんは、感情的になってこう言ってしまったんです。
「インドネシア人のリスナーたちだって頑張って英語でコメントしてるのに、なんでお前らは文句ばかり言って、英語が読めないとか言うんだよ!」
この発言にびっくりした視聴者も多かったと思います。
私もリアルタイムでは見ていなかったんですが、アーカイブで見たときに「これは確かにきついな」と感じました。
もちろん、オリーさんの気持ちも分かります。
たぶん、毎日のように多国籍のリスナーと接していて、ちょっとずつ溜まっていたフラストレーションが爆発しちゃったんでしょう。
でも、視聴者からすれば「怒鳴られた」ように感じてしまいますよね。
その後、オリーさんは「ちょっと水飲むね」「休憩する」と言って、自分を落ち着かせる様子を見せました。
これがなかったら、本当に大炎上になっていたかもしれません。
一歩間違えたら、謝罪動画を出すような騒ぎになっていたと思います。
炎上から学べること
この2つの炎上騒動を振り返って思うのは、「VTuberという仕事の大変さ」です。
見た目はアバターでも、中の人はちゃんと感情を持った人間です。
毎日たくさんの人の期待に応えながら、配信を続けるのって、相当なプレッシャーがあると思います。
それに、ファンの言葉って、良くも悪くもストレートに届きますから、ちょっとしたコメントが心に刺さることもあります。
私自身、昔ちょっとだけ配信をしていたことがあるんですけど、たった数人からの厳しいコメントで心が折れそうになった経験があります。
だからこそ、オリーさんの気持ちも少しだけ分かる気がするんですよね。
炎上って、本人にとっても、ファンにとってもつらい出来事です。
でも、その後の対応や言動次第で、評価が上がることもあります。
オリーさんの場合、炎上が続いてもホロライブIDとしての人気は落ちていません。
むしろ、彼女の「素直さ」や「感情を隠さない姿勢」がファンに愛されている理由の一つなのかもしれません。
中の人の正体は?元Vtuber「Akuma Momo」説が濃厚
気になるのは、クレイジーオリーさんの中の人(前世)です。
実は、海外Vtuberでは珍しく「Akuma Momo(悪魔 桃)」という名前が候補に挙がっています。
Akuma Momoさんは日本語を話せるVtuberで、2020年9月に活動休止。
そのわずか3ヶ月後にクレイジーオリーさんがデビューしています。
さらに、声の特徴やテンションの高さも似ていて、動画を聴き比べてみるとかなりの一致率。
私も比較してみましたが、「あ、これはほぼ同一人物かも」と思ってしまいました。
もちろん公式発表ではありませんが、ファンの間ではかなり信憑性の高い説として受け入れられています。
素顔は公開されている?過去に配信事故も
オリーさんやAkuma Momoさんは基本的に顔出しをしていません。
ただ、過去に一度だけ配信中に“うっかり”カメラがオンになってしまい、素顔らしき画像が映ってしまったという噂があります。
現在は削除されており、真偽のほどは不明ですが、視聴者の間では「美人だった」と話題になったとか。
本当なら、外見も声も才能もそろった“完璧系”のVtuberだったのかもしれません。
オリジナル曲も発表!最新曲「NEW[zom]BIE!!」は必聴
2025年3月1日には、待望のオリジナル曲「NEW[zom]BIE!!」を発表しました。
これがまためちゃくちゃかっこよくて、ゾンビらしさとポップな魅力が融合した中毒性のある楽曲。
MVもクオリティが高くて、「ホロライブIDってこんなにレベル高かったんだ!」と感心してしまいました。
ぜひ一度チェックしてほしい作品です。
デザイン担当は豪華クリエイター陣!
クレイジーオリーさんのキャラクターデザイン(いわゆる“パパ”)は、イラストレーターのLAMさんが担当。
そしてLive2Dモデルは、けっふぃーさんが制作されています。
LAMさんはアニメ『テクノロイド オーバーマインド』のキャラ原案でも知られ、非常に人気のあるイラストレーターさんです。
けっふぃーさんもホロライブ1期生・アキ・ローゼンタールさんの新衣装などを手掛けていて、業界でも引っ張りだこの方です。
まさに“最強の布陣”と言えるほどの豪華さです。
クレイジーオリーさんのプロフィールまとめ
- 名前:クレイジーオリー(Kureiji Ollie)
- 年齢:17歳(死亡当時)
- 誕生日:10月13日
- 身長:162cm
- 出身地:お墓の中
- 所属:ホロライブID(インドネシア)2期生
「永遠の17歳」として今も元気いっぱいに活動している彼女。
ゾンビという設定もあって、年齢は“止まっている”という解釈ができるのも面白いですね。
まとめ:真面目で多才なゾンビアイドル
クレイジーオリーさんは、ただのネタ系キャラではありません。
彼女の魅力は、努力家で真面目で、そして何よりリスナー思いなところにあると感じています。
日本語での配信も増えてきていることから、日本での人気もさらに上がっていくことは間違いありません。
これからもゾンビアイドル・オリーさんの活躍を、いちファンとして全力で応援していきたいと思います!