ホロライブEnglish(EN)の人気VTuber、森カリオペさん。
彼女のカッコよくてクールなラップや歌声に、心を掴まれた人も多いのではないでしょうか?

私もそのひとりです。
最初に彼女の楽曲を聴いたとき、「えっ、何この人!?かっこよすぎる……」と、思わず鳥肌が立ちました。
普段あまりラップは聴かない私ですが、カリオペさんの世界観にはすぐに引き込まれてしまいました。

そんな彼女には、ファンの間で「前世(いわゆる中の人)」がいるとささやかれています。
そして、その人物がアメリカ出身のラッパー「カレン」さん、またの名を「DEMONDICE(デーモンダイス)」さんだと言われているんです。

もちろん公式には発表されていないので、あくまで“噂”の域を出ません。
でも、声の特徴や歌詞のセンス、表現の仕方、さらには活動時期や趣味など、共通点がとても多いんです。
実際に両方の活動を追ってきた私からすると、「これは同一人物なのでは?」と思えるような瞬間がいくつもありました。

今回は、そんな森カリオペさんとカレンさんが“同一人物”だとされる理由について、私自身の体験や感じたことも交えてご紹介したいと思います。
ファンとしての目線から、できるだけわかりやすくまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

森カリオペのプロフィールを紹介!

まずは「森カリオペ(Mori Calliope)」さんの基本的なプロフィールからご紹介します。

活動名:森カリオペ(Mori Calliope)
所属:ホロライブEnglish -Myth-(ホロライブENの初期メンバー)
デビュー日:2020年9月12日
イメージカラー:赤と黒
キャラ設定:死神見習い(Reaper-in-Training)
特徴:低音のハスキーボイス、ラップが得意、オリジナル楽曲も豊富

彼女はVTuberの中でもとくに音楽活動に力を入れているタイプで、YouTubeのチャンネル登録者数はすでに200万人を超えています(2024年時点)。デビューから数年でここまでの人気を得るのは本当にすごいことで、海外VTuber界の先駆者とも言える存在です。

私自身、彼女のラップを初めて聴いたとき、「VTuberってここまで表現できるのか」と衝撃を受けたのを覚えています。ラップだけでなく、バラードやポップな楽曲も歌いこなしていて、その表現力に魅了されました。

英語と日本語の両方を話せるバイリンガルということもあり、日本のファンと海外のファンの橋渡しのような存在でもあります。ライブ配信では、英語と日本語を自然に使い分ける姿がとてもかっこいいです。


森カリオペの中の人はDEMONDICEのカレンさん?

さて、ファンの間で以前から話題になっているのが、「森カリオペの中の人(中身)は誰なのか?」という点です。

結論から言うと、「DEMONDICE(デーモンダイス)」という名前で活動していたラッパー・カレンさんがその正体だと、かなり高い確率で言われています。

私も最初は半信半疑だったのですが、カレンさんのMVを見て「これは間違いないかも」と感じました。以下に、そう考えられている理由を5つの視点から解説します。


1. 声の特徴が完全に一致

森カリオペさんの特徴といえば、まず思い浮かぶのがあの低めでクールな声ですよね。特にラップになると、アルファベットの巻き舌や言葉の切れ味が抜群です。

そして、カレンさんの歌声を聞くと「まるで同じ人が歌っているのでは?」と思うくらい、声質もリズムもそっくりなんです。

私も音楽が好きで、いろんなラッパーを聴いてきましたが、声のテンポやアクセントのクセって、そう簡単には変えられないんですよね。どちらもラップに強い人であり、英語の滑らかさや日本語のイントネーションに至るまで共通しています。


2. 同じMIX師が楽曲を担当

音楽関係者ならピンとくるポイントだと思いますが、カリオペさんとカレンさんは同じMIX師(音楽の音量や音質を調整する人)に楽曲をお願いしています。

そのMIX師の名前は「K’s/Coro」さんという方で、SNSでもそのことを公表しています。実際に彼の投稿には「Mori Calliopeの楽曲を手がけました」と書かれており、過去にはカレンさんの作品もMIXしていた実績があります。

私も趣味で音楽編集をしていたことがありますが、MIX師って歌い手の癖や声の性質を理解していないとうまくバランスが取れないんです。同じ人が長く関わっているというのは、それだけ信頼関係がある証拠ですし、「中の人が同じだから継続してお願いしている」という見方もできます。


3. 映画の趣味が一致

ちょっと面白い共通点として、「好きな映画が同じ」という点もあります。

カリオペさんは配信でファンと一緒に「The Boondock Saints(処刑人)」という映画を観ていたことがありました。一方で、カレンさんもTwitter(現X)で「この映画が大好き」と投稿しています。

この映画、正直に言って日本ではかなりマニアックな部類です。私も映画好きなので観たことがありますが、普通の人が偶然好きになるような作品ではないと思います。こういうニッチな共通点があると、「やっぱり同一人物かも…」という気持ちになりますよね。


4. イラストのタッチが似ている

カレンさんは音楽だけでなく、イラストレーターとしても活動しています。特に彼女のMVに使われている手描きのアートは、線の柔らかさや表情の描き方がとても個性的で、ファンの間でも高評価です。

実は、森カリオペさんも時々「自分で描いた」と思われるイラストを公開しているんですが、その絵のタッチが非常によく似ているんです。

絵の輪郭の丸み、キャラクターの目の描き方、陰影の入れ方など、細かい部分まで共通点が多いと感じました。私自身は美術に詳しくはありませんが、それでも「これは同じ人かも」と思ってしまうほどでした。


5. コーヒーが苦手

最後に少しかわいい共通点ですが、カリオペさんは初配信で「コーヒーが苦手」と話していました。

そしてカレンさんもSNSで「コーヒーは得意じゃない」と投稿していました。

こういった日常的な嗜好まで一致していると、さすがに偶然とは思えなくなってきます。小さなことかもしれませんが、ファンからするとこういうエピソードは見逃せません。


カレン(DEMONDICE)さんのプロフィール

では、森カリオペさんの中の人とされる「カレン(DEMONDICE)」さんってどんな方なのでしょうか?改めてプロフィールをまとめてみました。

活動名:カレン(DEMONDICE)
本名:非公開
誕生日:1996年5月31日(2024年時点で27歳)
出身地:アメリカ合衆国 テキサス州ダラス
身長:167cm
活動内容:ラッパー、イラストレーター、作詞家、MV制作
言語:英語(ネイティブ)、日本語(流暢)
日本在住:2020年1月にはすでに日本に居住していたと本人が明言

カレンさんは「日本の文化が大好き」と公言しており、アニメやJ-POPに影響を受けたことが活動の原点になっているようです。実際に日本語もとても流暢で、会話のテンポや言い回しも自然です。

私も彼女のインタビュー記事を読んだとき、「日本に対してここまで愛情を持ってくれている海外アーティストって珍しいな」と感動しました。その熱意が、今の森カリオペというキャラクターにしっかり反映されているんだと感じます。

炎上のきっかけは「ペルソナ3」の実況配信だった

私がこの出来事を知ったのは、SNSで話題になっていたのを目にしたときでした。
炎上の原因となったのは、2020年12月3日に森カリオペさんが配信したゲーム実況の内容です。

彼女がプレイしていたのは「ペルソナ3」。
これは、アトラスという日本のゲーム会社が作った大人気のRPGで、独特の世界観と音楽が魅力の作品です。
私自身も学生時代にペルソナシリーズにどっぷりハマっていて、「3」もかなりやり込みました。
だからこそ、配信したくなる気持ちはとてもよく分かります。

配信中、カリオペさんは視聴者に向けて「アトラスから配信の許可を取っている」と話しました。
その一言が、大きな誤解を生むことになったんです。

リスナーの“善意”が裏目に出た瞬間

この発言を受けて、彼女のファンたちは「じゃあ、もっと自由に配信できるようにしよう!」という気持ちから、アトラスに対して配信許可を求めるメッセージを大量に送ってしまったんです。

SNSやメールでの要望が一気に増えて、アトラス側が対応に追われる事態に。
それが結果として、炎上の原因になってしまいました。

当時、YouTubeでのゲーム実況に関するガイドラインは、まだ明確ではない部分もありました。
企業によって対応もバラバラで、許可が必要な場合とそうでない場合の線引きが分かりづらかったんです。
私も過去に、あるゲームをプレイ動画にしようと思って調べたとき、規約が曖昧すぎて断念した経験があります。

今回の件では、「ペルソナ3」のBGMや映像が著作権に関わる部分だったため、無許可での配信は本来NG。
この点でも、混乱が起きてしまいました。

ファンの気持ちは分かるけれど…

リスナーの行動は、森カリオペさんを守りたいという純粋な気持ちから生まれたものでした。
でも、その善意がアトラスにとってはプレッシャーになり、結果的に迷惑をかけることになってしまった。

私も好きな配信者が叩かれていたら、つい感情的になってしまうかもしれません。
けれど、企業にはルールや権利があるということを忘れずに行動するのは、本当に大切だとあらためて感じました。

この件に関しては、後にホロライブの運営とアトラスの間で話し合いが行われ、誤解が解けたとのことです。
現在は問題も解消されていて、両者の関係にも大きな溝は残っていないようです。
ファンとしては、それを聞いて安心しました。

逆境にも負けず活動を続ける姿がすごい

炎上騒動があったにもかかわらず、森カリオペさんは活動を止めることなく、今まで通りのスタイルで配信を続けています。

私だったら、ネットで炎上しただけで心が折れてしまいそうです。
でも彼女は、そうした経験すら糧にして、自分らしさを貫いているように見えます。
本当に強い人だなと思いました。

VTuber業界全体にも変化があった

この出来事をきっかけに、VTuber界全体でも著作権に対する意識が高まってきました。
最近は、多くの配信者がゲーム会社のガイドラインをしっかり確認し、許可を取った上で配信しています。

BGMや効果音も、フリー素材や自作のものを使うケースが増えました。
中には、配信用にオリジナル音源を作る配信者もいて、プロ意識の高さに驚かされます。

私も何かを発信する立場として、しっかり調べてから動くことの大切さを再認識しました。
一人ひとりのマナーや意識が、配信文化を守ることにつながると思います。


まとめ

森カリオペさんとカレンさん(DEMONDICE)は、声、音楽の共通点、趣味、イラスト、嗜好など、あまりにも多くの一致点があります。

公式に認められた情報ではないものの、ファンの間ではほぼ「中の人=カレンさん」で確定という認識です。

ただし、それを公にしないのもVTuber文化の魅力のひとつだと思っています。

「演じている人」を感じさせないことで、キャラクターがより魅力的に見えるんですよね。

これからも、森カリオペさんというキャラクターと、彼女の中にあるアーティスト魂を応援していきたいです。